director's voice

増田早紀さん(耐熱ガラス)より

ニッケ鎮守の杜に入って、レンガ道に沿った梅の木とアーモンドの木の間で透明に輝く作品がありました。
増田早紀さん。
耐熱ガラスで作品を作る作家からいただいたメールの一部を共有します。

冷たい雨が続いて、先日の2日間の活気ある暖かさが夢のように思えます。
夢のような時間のための、数々の準備にご尽力いただき、誠にありがとうございました。

千葉に移り住んで、お客さんとして毎年楽しみにしていた工房からの風。
あの光さす美しい庭で、優しくあたたかい空間で展示できたことは、駆け出しの私にとって大きな大きな一歩になりました。

ご購入いただいた作品をお包みする間、私は皆さまに「工房からの風にはよくいらっしゃるんですか?」とお尋ねしていたのですが、
「工房からの風の開催を、毎年毎年楽しみにしています!」
と答えて下さる方がとっても多く、こんなに愛されるクラフト展に参加できた有り難さを 身に沁みて感じました。

また、ミーティングで知り合った作家の方々のご活躍や、当日の展示の素晴らしさに、大変刺激を受けました。
会うたびに優しくお声がけ下さる作家さんが多く、この得難い出会いを大切に、またあの庭でいつか再会できることを夢みて制作に励みます。

約10ヶ月に渡り 我々作り手をあたたかく応援し続けて下さり、本当にありがとうございました。

増田早紀さんは、ミーティングにも熱心に来られたり、展開について積極的に構想していらっしゃいました。
初出展ならではの緊張もあったことと思いますが、そんな緊張を吹き飛ばすようにたくさんのお客様にご覧いただいていましたね。
これからの制作、発表も楽しみです。

増田早紀さんの出展前のメッセージはこちらです。
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